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リセット
2001年2月20日いやいや、ほんとに月記になっちゃってるよ(汗)
んで、今日はもうすこし前の話になっちゃったけど、北村薫の「リセット」を読んだのでその事について書いてみようと思います.
北村薫.僕にとっては結構好きな作家で、この人の本はたぶん全部読んでるんじゃないかな?
結構本は作家で買うほうなので、お気に入りの作家で読んだ事ない本が売ってれば必ず買うほう。
他には、加納朋子と赤瀬川源平と池澤夏樹の本なら、まず買います(笑).
特に、加納朋子は最近のお気に入りなのだけど、文体も内容もジャンルも登場人物の傾向も北村薫そっくりで、本人じゃないの?とかひそかに思ってます.北村薫はおっさんなのに(笑)。
んで、北村薫.
なんでもこの人は「本格原理主義者」って呼ばれるくらい、本格派の推理小説ファンで、いいトリックがあれば、人物描写なんていらないとかほかの本に書いてたりします。そういうのを目指してるらしい.僕はこの事を知った時に、「なんて自分を分かってないんだろう」って思いました.北村薫の本のなにが好きって、その登場人物のふとした会話や情景描写がすばらしくって、そういうところだけを書いていてくれれば、別に無理にトリックとか混ぜなくてもいいのにと思ったのでした。
あっ、別にトリックがつまらないというわけではなく、随所に伏線を張り巡らしたトリックを考えながら読むのも、それはそれで楽しいのだけれど、この人の書く若い女性の主人公は僕の琴線を捕らえてます(笑)ほれちゃいますね(笑)。
そこで、この「リセット」なのだけれど、この本はプロットは、実にありきたりのものなのだけれど、その描写力と登場人物の魅力で最後まで押し切っている、読んでて実に(僕には)楽しい本でした。
特に第1部はいいですね!
それで思ったのは、この人の本格志向は、この人の向上心なんじゃないかと。だって、ほとんど人物描写の魅力だけで押し切るような本を書く人です.(僕にとっての)最高の人物描写に最高のトリックがかみ合えば、最高の推理小説になるんじゃないかと.それを目指してるのかなぁ.と、少し楽しみなのでした。
以上、好き勝手書いてるので、他の人が読めば「なに言ってんだよ」ってな感想になる事請け合いな感想でした。まあ、僕の日記だし.
んで、今日はもうすこし前の話になっちゃったけど、北村薫の「リセット」を読んだのでその事について書いてみようと思います.
北村薫.僕にとっては結構好きな作家で、この人の本はたぶん全部読んでるんじゃないかな?
結構本は作家で買うほうなので、お気に入りの作家で読んだ事ない本が売ってれば必ず買うほう。
他には、加納朋子と赤瀬川源平と池澤夏樹の本なら、まず買います(笑).
特に、加納朋子は最近のお気に入りなのだけど、文体も内容もジャンルも登場人物の傾向も北村薫そっくりで、本人じゃないの?とかひそかに思ってます.北村薫はおっさんなのに(笑)。
んで、北村薫.
なんでもこの人は「本格原理主義者」って呼ばれるくらい、本格派の推理小説ファンで、いいトリックがあれば、人物描写なんていらないとかほかの本に書いてたりします。そういうのを目指してるらしい.僕はこの事を知った時に、「なんて自分を分かってないんだろう」って思いました.北村薫の本のなにが好きって、その登場人物のふとした会話や情景描写がすばらしくって、そういうところだけを書いていてくれれば、別に無理にトリックとか混ぜなくてもいいのにと思ったのでした。
あっ、別にトリックがつまらないというわけではなく、随所に伏線を張り巡らしたトリックを考えながら読むのも、それはそれで楽しいのだけれど、この人の書く若い女性の主人公は僕の琴線を捕らえてます(笑)ほれちゃいますね(笑)。
そこで、この「リセット」なのだけれど、この本はプロットは、実にありきたりのものなのだけれど、その描写力と登場人物の魅力で最後まで押し切っている、読んでて実に(僕には)楽しい本でした。
特に第1部はいいですね!
それで思ったのは、この人の本格志向は、この人の向上心なんじゃないかと。だって、ほとんど人物描写の魅力だけで押し切るような本を書く人です.(僕にとっての)最高の人物描写に最高のトリックがかみ合えば、最高の推理小説になるんじゃないかと.それを目指してるのかなぁ.と、少し楽しみなのでした。
以上、好き勝手書いてるので、他の人が読めば「なに言ってんだよ」ってな感想になる事請け合いな感想でした。まあ、僕の日記だし.
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